2010年01月04日

 のだめカンタービレ 最終楽章 前編

「のだめカンタービレ 『最終楽章 前編』」観て(聴いて)きました。

100103_nodame.jpg

劇場に足を運んだかたがたは、コミックスやフジテレビで放映されたドラマをご覧になって
いらっしゃっているかたが多数らしく、小学生(自分の同伴者)から、
白髪のご年配のかたまで、幅広い年齢層でした。

本編のみ、クラシック音楽を取り上げたドラマとして楽しむにはちょっと弱い感じなので、
事前に人間関係の予備知識があったほうがいいかも。


個人的にお勧めなのは、予告編で行進曲部分が流されている
チャイコフスキー 荘厳序曲「1812年」』の書かれた時代背景の知識を、
可能であればスコアを入手し、曲に合わせて譜面をご覧になって
指揮者の気分を一度味わってから、劇場にお越しいただくとより臨場感を味わえるかも。。。


↑楽器に「大砲」が含まれている珍しい編成です。冒頭部を合唱にしている版もあります。
「のだめ」では楽譜通り、「大砲」を使っています。


■ Wikipedia|チャイコフスキー 序曲1812年:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BA%8F%E6%9B%B21812%E5%B9%B4

■ のだめカンタービレ 最終楽章 前編 公式サイト:
http://www.nodame-movie.jp/index.htm


蛇足:
オケの団員オーディションで、バスーン奏者の演奏がとても素晴らしかったから、
思わず拍手していました。自分だけでした。感動する場所がひとと違ってて恥ずかしい(^_^;)
(バスーンはダブルリードで、初心者には難易度の高い木管楽器です)
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2009年03月14日

 麻生 太郎 / とてつもない日本

新潮新書 とてつもない日本
著者:麻生 太郎

格差社会、少子化、教育崩壊…。メディアでは暗い話ばかりが喧伝されるが、日本は本当にそんなに「駄目な国」なのだろうか。戦後、一度も戦争をせず、努力の末、経済的繁栄を実現した。トヨタ、ソニー、カラオケ、マンガは言うまでもないが、日本人が考えている以上に日本は評価され、期待もされている。悲観していても何も始まらない。「日本の底力」をもう一度見つめ直し、未来を考えるための一冊。

麻生総理本人の言葉で綴られた、外務大臣時代の著書。
日本人であることを誇りに思い、前向きにいこうと思える本です。
堅苦しくなく、判り易く読み易いので、中学生でも読めるかと思います。

この本を探して書店を巡り思ったのですが、オバマ米大統領の本ばかり目立ち
特設コーナーまであるのに、日本の政治家の本は片隅に追いやられていました。
世界的不況の中、外国の政治家の本はわざわざ買って読んだりするのに、
自国の政治や政治家に興味がないなんておかしいじゃありませんか。


政治家の書いた本だからといって敬遠せず、「はじめに」だけでも読んでみてください。
きっと日本が、日本人であることが好きになれると思います。

最後に巻末の呼びかけを引用します。
本書をお読みになって、何かいいアイデアが浮かんだら、ぜひ教えてください。
あまり目の前のことに一喜一憂して落ち込んだりくさったりせずに
一緒に「元気な日本」を作って行こうじゃありませんか。
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2008年09月23日

 スウィートでビターな大人の童話。 / パコと魔法の絵本

遅まきながら「パコと魔法の絵本」を観てまいりました。
勿論、目当てはガマ王子。カエル好きですからw


一代で会社を作り、我侭放題に生きてきた大貫は、持病で入院していた。病院には、患者も医者も看護婦もクセのある者ばかりが集まっていた。その中で唯一、ピュアな心を持っていたのが、交通事故で入院した少女パコ。我侭な大貫だったが、パコの優しい心に打たれ、毎日、絵本を読み聞かせるように。しかし、事故の後遺症でパコの記憶が一日しか持たないと知った大貫は、パコのために絵本をお芝居にしようと病院の人々に呼びかける。
( パコと魔法の絵本 - goo 映画 )



この映画は純粋に「映画」を楽しみたかったので、予備知識は CM のみでした。

子供向けの雑誌に告知が載っていたので、てっきり子供向けかと思いきや、
大人に向けたメッセージの濃い、大人向けの童話でした。コミカルな面あり、
泣ける場面あり、考えさせられることもあり。
カラメルソースの効いた、ほろ苦く甘いプディングのような映画です。

子供は純粋に映像で楽しめると思います。

是非、親子で観て、感想を話し合って欲しいですね。

■ パコと魔法の絵本:http://www.paco-magic.com/index.html


ガマ王子対ザリガニ魔人 / 主婦と生活社(品切中)

微妙に goo 映画の説明が内容と違っているのが気になった。
・・・そして、妻夫木聡の演技は驚愕(;°ロ°)

Technorati Tags:
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2008年09月14日

 Alice's adventures in the baseball land / Kaoru Kitamura

本の復権(Runaissance)を願い、刊行された書き下ろしミステリーシリーズ、
ミステリーランド・第十四回配本。著者は北村薫氏、絵・謡口早苗氏。

「野球の国のアリス」

© 2004-2008 Kodansha Ltd.

野球が大好きな少女アリス。彼女は、ただ野球を見て応援するだけではなく、少年野球チーム「ジャガーズ」の頼れるピッチャー、つまりエースだった。桜の花が満開となったある日のこと。半年前、野球の物語を書くために「ジャガーズ」を取材しに来た小説家が、アリスに偶然再会する。アリスは小学校卒業と同時に野球をやめてしまったようだ。しかしアリスは、顔を輝かせながら、不思議な話を語りはじめた。「作日までわたし、おかしなところで投げていたんですよ。」…。



待ちに待った北村氏の書き下ろし新作。挿絵を担当するのは同氏の名作
「盤上の敵」、「紙魚家崩壊 九つの謎」や、宮部みゆき氏の「ブレイブ・ストーリー」の
挿絵を描いた謡口早苗(うたぐちさなえ)氏。

少女の語った物語を作者が綴る、というかたちを取って書かれた本作は、
非常にわかりやすい表現で書かれ、読みやすい本です。親子で楽しむのに最適かと。
小学校高学年向け・・・かな?

■ 講談社BOOK倶楽部:
http://shop.kodansha.jp/bc/books/topics/mystery_land/

■ 楽天BOOKS「Mystery Land」の検索結果:
http://esearch.rakuten.co.jp/rms/sd/esearch/vc?sv=30&sitem=Mystery+Land&f=A&g=0&nitem=&s=6
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2008年04月08日

 Katzen Winter / Wolfgang Hohlbein und Heike Hohlbein

ポプラ社 ヴォルフガング・ホールバイン ハイケ・ホールバイン 共著
たかおまゆみ 訳 / 丹地陽子 絵


(C) 2008 ポプラ社

雪に閉ざされた小さな町で、次々に起こる不可解な出来事。
謎の美少女・レギーと不思議な力をもつ猫たちに導かれて、少年・ユスティンは
邪悪な「闇」との戦いに挑んでいく。ドイツで大ヒット、ミステリアス・ファンタジーの傑作。
ミッシング・リングは猫たちが握っている。



日本では「ノーチラス号の冒険(創元社)」で有名な著者ですが、ご夫妻共著で
たくさんのファンタジーを書いていらっしゃるかたです。猫の表紙に釣られて
密林でドイツ語版(下画像)を買うという暴挙に至りました。勿論読めるわけがありませぬ。
今年2月に日本語版が発売されたばかり。ミステリとしては謎解きの部分が
多少失速気味ですが、大人も充分楽しめるかと思います。
猫好き、ファンタジー好きさん向け。

Katzenwinter

冬のうちに紹介したかったナー(ーー;)

著者の公式サイトはこちら
■  Wolfgang Hohlbein /Hohlbein.net:http://www.hohlbein.net/
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2008年02月04日

 月の砂漠をさばさばと / 北村 薫

新潮文庫 著者:北村薫氏 / 絵:おーなり由子氏

月の砂漠をさばさばと


&cppy; 2002 Shinchosya Ltd.

9歳のさきちゃんと作家のお母さんは二人暮し。毎日を、とても大事に、
楽しく積み重ねています。お母さんはふと思います。いつか大きくなった時、
今日のことを思い出すかな―。どんな時もあなたの味方、といってくれる
眼差しに見守られてすごす幸福。かつて自分が通った道をすこやかに
歩いてくる娘と、共に生きる喜び、切なさ。やさしく美しいイラストで贈る、
少女とお母さんの12の物語。



小学生の少女とその母の何気ない日常を描いた作品です。少女と母の心情を交え、
細やかな描写で綴られた名作。

この本を読むたびいつも思うのです。
― いまの日本で、さきちゃんのお母さんのようにしっかり我が子と向き合っている
お父さん、お母さんは何人いるだろうか ―
ネットばかりしていないで、たまにはお子さんの学校の話でも聞いてあげてください。

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2007年08月27日

 A gun and chocolate / OTSUICHI

本の復権(Runaissance)を願い、刊行された書き下ろしミステリーシリーズ、
ミステリーランド・第十回配本。著者は乙一氏、絵・平田秀一氏。
第23回うつのみやこども賞受賞作品。

「銃とチョコレート」

© 2004-2007 Kodansha Ltd.

少年リンツの住む国で富豪の家から金貨や宝石が盗まれる事件が多発。
現場に残されているカードに書かれていた【GODIVA】の文字は泥棒の名前として
国民に定着した。その怪盗ゴディバに挑戦する探偵ロイズは子どもたちのヒーローだ。
ある日リンツは、父の形見の聖書の中から古びた手書きの地図を見つける。
その後、新聞記者見習いマルコリーニから、「【GODIVA】カードの裏には
風車小屋の絵がえがかれている。」という極秘情報を教えてもらったリンツは、
自分が持っている地図が怪盗ゴディバ事件の鍵をにぎるものだと確信する。
地図の裏にも風車小屋が描かれていたのだ。リンツは「怪盗の情報に懸賞金!」を
出すという探偵ロイズに知らせるべく手紙を出したが・・・・・・。



挿絵の平田氏は「GHOST IN THE SHELL」「メトロポリス」「イノセンス」の
アートディレクター。

作者名と猫の絵に惹かれて購入。
テンポの良い文章でスムースに読みすすむことができ、一気に読んでしまいました。

あらすじを読んでもらうとわかるかと思いますが、登場人物の名前が
チョコレート菓子、チョコレートメーカー、ショコラティエの名前になっています。
チョコ好きなかたは、そこも楽しんでいただけるかも^^


■ 講談社BOOK倶楽部:
http://shop.kodansha.jp/bc/books/topics/mystery_land/

■ 楽天BOOKS「Mystery Land」の検索結果:
http://esearch.rakuten.co.jp/rms/sd/esearch/vc?sv=30&sitem=Mystery+Land&f=A&g=0&nitem=&s=6
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2007年08月23日

 Two. and Two of Us. / Yasuhiko NISHIZAWA

本の復権(Runaissance)を願い、刊行された書き下ろしミステリーシリーズ、
ミステリーランド・第四回配本の一冊。著者は西澤保彦氏、絵・トリイツカサキノ氏。

「いつか、ふたりは二匹」

© 2004-2007 Kodansha Ltd.

菅野智己は母が再婚した四年生の頃、眠りに就くことで猫の身体に乗り移れるという
不思議な能力を持った。身体を借りている猫にジェニイという名前をつけ、
巨大なセントバーナード犬のピーターと友達になった智己が六年生のとき、
クラスメイトを含め三人の女子児童が襲撃されるという事件が発生し、一人が重態に。
昨年秋に、同じく町内で起きた女子児童誘拐未遂事件の犯人と同一人物の仕業のようだ。
被害者の共通点は、智己の義理の姉久美子さんが家庭教師だということ!
智己はジェニイになって、ピーターとともに事件を調べることにした。



「かつて子どもだったあなたと少年少女のための−」
というキャッチの通り、小学校高学年向けに書かれています。
読み易い大きめのフォント、漢字はルビつき。

3年前、心療内科のS先生に勧められた本です。
既刊12冊のなかからこの本を勧めたのは、私が猫を飼いはじめたからか、
猫(に乗り移った少年)が主人公だからか、、、
いまとなっては確認する術がありません(転勤しちゃったんだもw)。
そーいえば「スペインの日本語を勉強している友人に本を贈りたい」って言ってたのを
覚えていて小学生向けの本を紹介してくれたんだよね。Oh, Verzeihung!


あとがきでご本人も触れていますが、猫と犬の名前はポール・ギャリコの名作
「ジェニイ」から。
感情移入して読みすすむとラストが・・・
少年の心の成長が読み取れる秀作です。


ミステリーランドは豪華な執筆陣です。
でも、私の好きな作家サン、恩田陸氏、菊地秀行氏、北村薫氏
そして京極夏彦氏はまだ出てませんf(´・ω・`)

既刊でお勧めがありましたら教えてくださいまし。

■ 講談社BOOK倶楽部:
http://shop.kodansha.jp/bc/books/topics/mystery_land/

■ 楽天BOOKS「Mystery Land」の検索結果:
http://esearch.rakuten.co.jp/rms/sd/esearch/vc?sv=30&sitem=Mystery+Land&f=A&g=0&nitem=&s=6
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2007年06月02日

 Nights of Doubt and Sorrow / George Alec Effinger

本は、特に文庫本は貸すと高確率で返ってこない(´・ω・`)

そんなの買いなおせばいいとひとは思うだろうけれど、絶版してしまった本は
中古本を扱う店を巡ってもなかなか出てこない・・・


以前のエントリーで「ヒューゴ賞」「ネヴュラ賞」に触れている通り、
実家の本棚は水色の表紙の単行本で溢れています。
そうです、私はハヤカワに洗脳されて育ちました。水色文庫の作品群の中で、
一番読み返したのがジョージ・A・エフィンジャー(George Alec Effinger)の
『電脳砂漠(原題 The Exile Kiss)』でした。過去型になっているのは、
ひとに貸してしまって戻ってきていないからです。

この作品は、21世紀のアラブの架空都市「ブーダイーン」を舞台に活躍する
探偵マリード・オードラーンの物語、3作目にあたります。
1作目『重力が衰えるとき(原題 When Gravity Fails))』と
2作目『太陽の炎(原題 A Fire in the Sun)』がヒューゴー賞の候補に
あがったので、記憶に残っているかたもいらっしゃるかと思います。
この3部作は中東の事情に詳しいかた以外は、1度読んだだけでは
作品の持つ味を理解するのは難しいかと思います。
3作目の序盤は、特にイスラムの風習や考え方が語られる部分が多く、
浅倉久志氏の名訳でも何度も読み返さなければいけませんでした。

この作品の続きを(4作目)を執筆中にエフィンジャーが亡くなったため、
物語は完結していません。エントリーのタイトルにしている4作目
「Nights of Doubt and Sorrow」は、2章まで書かれ、短編集
「Budayeen Nights」に納められています。
大変残念なことに「Budayeen Nights」は翻訳されず、
他の文庫も絶版になってしまったため、海外ルートで購入するしか手がありません。
一度原書でトライしてみましたが、半分も読まないうちに挫折しましたorz
ハヤカワサン復刻版出してください!
ついでにルーディ・ラッカーもお願いします。

□ ハヤカワオンラインショップ:http://www.hayakawa-online.co.jp/

Budayeen Nights
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2006年11月25日

 Die Sendung mit der Maus

『絵本ナビの世界の絵本展』が、12月に伊勢丹・相模原店で行われると聞いたので、
「maru-c(といってもサイトではなく、ゲーセンで配っている小冊子ですが)」を
チェックしていたら、



「だいすき!マウス™(Die Sendung mit der Maus)」が紹介されていました(´∇`)ノシ
「マウス™」は、ぬぼーっとしたキャラがなかなかいい味のドイツ産ネズミです。
maru-cによると、"本物"の「マウス™」が会場にやってくるらしいですよ。
着ぐるみだろうけど・・・と夢のないことを言っているカエルの中のひとは、何度も、しかも炎天下で
着ぐるみを着たことがあります。冬でよかったね、マウスの中のひと(-。-)y-゚゚゚


静岡伊勢丹でも『世界の絵本フェスティバル』が開催されるそうなので、
クリスマスプレゼントがまだなかたはチェックしてみては?

 ■ 絵本ナビの世界の絵本展
会期:12月13日〜18日
会場:伊勢丹 相模原店 6階 アートギャラリー
〒228-0803
神奈川県相模原市相模大野4−4−3

 ■ 世界の絵本フェスティバル
会期:12月19日〜25日
会場:静岡伊勢丹 8階 大催事場
〒420-0031
静岡県静岡市葵区呉服町1−7


カエルの中のひとのお勧め絵本はコレ♪

    
「かえってきたカエル」(3歳〜)  「オタマジャクシのうんどうかい」(小学校1年〜)
幼稚園の読み聞かせ定番本

か、カエルだからお勧めなんじゃないやい!(笑)
posted at 21:10 | Comment(0) | 更新情報をチェックする
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